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 ・第3回目:渋滞予測・渋滞回避について(その2)


今回のレポートは和歌山まで大遠征。世界遺産、高野山にて。


間もなく和歌山県という大阪府の県境。VICSはかろうじてカバーしているものの、よく見ればこれは高速道路の状況をモニターしたもの。国道その他一般道は水色の破線。つまり交通センサス情報による予測情報である。


県境を超えれば、もうVICS情報は皆無。交通センサスのみが頼りである。


キターッ!アクティブルートサ−チ起動。こんな田舎(おいおい)でいったい何の情報に基づいて機能したのか?やはり交通センサス?


県道を外れて連れ込まれるのは、みかん畑を横断する農道だった。ただし、農道と呼ぶには些か語弊があるほど立派な道。和歌山県はお金持ち?

交通センサスで和歌山遠征

故に実質的に広域をカバーしているのは“統計VICS情報”と比べると少しゆるい“道路交通センサス情報”ということとなります。
この聞き慣れない交通センサスとは、交通量調査の結果をまとめたもの。よく街でお兄さん方がカウンターを押してる“あれ”のことである。こちらは曜日・時間軸を24時間1時間刻みで更新されるようになっております。

この交通センサスの効能についてであるが、都市部では“統計VICS情報”とカブるため、中々見極めにくい。そこで都市部から離れ、地方にて検証してみることとしたのだった。
そこは全国でも屈指のワインディング天国。個人的実益も兼ねての取材。仕事だからボクスターでくるくる回ってもお金がもらえる。交通費もガソリン代も支給される。サイコーに役得なのである。

世界遺産もバッチリカバー

最初に向かったのはナビ男くん編集部より100km離れた和歌山県高野町。ここまで来れば、都市部を中心に張り巡らされたVICS網を完全に抜けてしまいますから、画面に表示される交通情報は必然的にこの交通センサスに基づいたものとなります。
しかし、この交通センサスのカバーエリアの壮大さには改めてビックリである。
高野山への参道や竜神スカイラインもその先の民家さえないような熊野の大自然のど真ん中(世界遺産)のような場所もバッチリカバーされているではありませんか。

「こんな場所が果たして渋滞するのだろうか?」と疑問に思わないでもないが、行楽シーズンには海や山は都会から来たクルマでたいへんなことになりますから、そんなときには役立つのでしょうね。

こんな場所でもアクティブルートサーチ起動

ライブなVICS情報に追随するカタチで『アクティブルートサーチ』(渋滞回避のためにルートを途中変更する機能)は働くものと考えておりましたが、VICSの及ばないエリアでも交通センサスだけでこれが起動するシーンにも遭遇いたしました。
これは遠征する前から幾度か体験しており、薄々勘付いてはおりましたが、今回の紛れもない場所での起動で確信した次第。

予測データは時間ごとに更新されていきますから、ナビが最初に想定した通過時刻よりも早く、もしくは遅れたため予測渋滞にハマルと判断した際にはこの更新された予測データを使ってアクティブルートサーチが機能するのである。
「使えるもんは何でも使って時短する」この根性には、毎回頭が下がります。。

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