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彩色NAVIGATION
2012MODEL'S


CAR AV & NAVI SYSTEM
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[地デジ/ワンセグ付]
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CAR AV & NAVI SYSTEM
MDV-535DT

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夕暮れの大阪市内は渋滞だらけ。基本的にこのような状況でも、あくまでも最初のルートを進ませる性格。


3Dでランドマークが描き起こされたナビは確かに店頭パフォーマンスはよいだろう。でも、こういったシンボルマークスタイルで実用上は十分、もしくはかえって使いやすいということを力説したい。


この状態で「VICS」アイコンを押すと、手動で迂回ルートを探索させることができる。


パネルに不要なアイコンをもちこまないから、6.5型でも表示スペースは広々。しっかりとした思想を感じさせる操作系。


ルート選択にはいろいろな条件を組み込むことができる。うまく使いこなすには慣れが必要かも。でもいろいろと試したくなる機能ではある。

手堅いルートと正確な地図のまじめナビ。

カーナビとしてのHDV−910/810は、いたって堅実なつくりとなっている。地図のベースはアルパイン、イクリプスと共通。その他、交差点の拡大図や高速道路の分岐図などもおそらく部分的に共同で利用されている。もちろんすべて同じというわけではないだろうが、ルート選択の基本となる地図が類似ということで、どうも引かれるルートも似たものになる傾向が感じられる(よい意味で)。また、やはり地図の間違いが少ないと思う。

多少の渋滞には動かない「どっしり派」。

これらのなかでは、アルパインナビ(555S)が時短コンセプトを掲げていることから、やや毛色の違う動きをする。一方、ケンウッドHDV−910/810は、ほぼ幹線道路中心で、少しぐらいの渋滞ではルートを変えたりしない。動かざること山のごとし。

これについての意見はいろいろあるだろうが、まず短めの渋滞なら幹線で並んだ方が早いケースが多いということ、またとんでもない道に案内されることがないという安心感を考えれば、全面的なマイナスポイントとはいえないだろう。

渋滞時、ドライバーに選択の余地のある点は高評価。

さらに、どうしても渋滞を回避するルートを知りたい場合は、渋滞位置を確認後、ボタン操作によって回避ルートを探索させることができる。そのままでは「おっとりさん」なHDV−910/810だが、ドライバーのマニュアル的な操作で「超神経質」にすることもできるわけだ。ユーザーが関与できる余地を残している点は高評価である。

ただ「最適時間考慮探索」「信号考慮探索」といった、凝った検索手法も選べるようになっているものの、都心部で利用すると幹線中心の傾向に拍車がかかってしまう。まあ、冷静に考えれば当然ともいえる。もう少しテスト方法を考えるべきだったかもしれない。

タッチパネルの作り込みは大マジのホンモノ。

操作感は全般的に軽快。やはりDVDナビとは違う。タッチパネルの動きも非常によく、複数件の目的地検索をリモコンとヨーイドンで比べれば、けっこう差がつきそうだ。

ナビとAV(しかも5.1ch)をワンパッケージに詰め込んでいるだけに、操作系の設計はなかなか難しかったと思うのだが、このあたりもまじめにつくってますケンウッド。メカ系のボタンと、タッチパネルの棲み分けがうまい上、メカボタンは右がAV、左がナビに分離なっていて、迷うことがない。

はじめてのAV+ナビ一体機にもかかわらず、インターフェースがいかにも「既存ナビにAV機能を後付けしました」って感じのやっつけ仕事になっていないのは、タッチパネルにこだわりをもって作り込んできたブランドだからだろう。

これが売れなきゃ何が売れる!ケンウッドは本気です。

AV、そしてナビ全体にわたって、ケンウッドというメーカーのまじめさ、この製品にかける本気度がビシバシ伝わってくる。まさに入魂の作。これが売れないっていうのなら、世のなかまちがっとるよ。いや実際売れてますけど。

(2004年2月/マッハ郷レポート)
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