
主役は後からやってくる? 08楽ナビの実力や如何に。
圧倒的な商品力で、ナビ男くんでも人気ナンバーワンナビに君臨し続けてきたHDD楽ナビシリーズ。
発売当初は独走状態が続き、いったい他のメーカーはどうなってしまったのかと心配になったほどであったが、ここにきて各社から意欲的なニューモデル発表が相次ぎ、ややトーンダウンかと思っていたところに、08楽ナビの詳細情報が到着。
またもやここで差を広げにかかるのか、はたまた他メーカーの追撃を許すのか、興味津々のニューモデルなのである。
価格据え置きでVGA搭載。しかも地デジは4×4。
目玉はシリーズ最上位のAVIC-HRZ099。
ついにモニターがVGAとなり、価格は前モデルから据え置き。
もとから地図表示に定評のあった楽ナビだが、VGA採用で見やすさにさらに磨きがかかっている。もちろん地デジの表示にも恩恵大であろう。
同じくVGAモニター採用のライバル機と比べると、少し高めの価格設定ではあるが、地デジ4チューナー×4アンテナの分の差を考えると、どちらを選ぶかは迷うところだ。
今や貴重なオンダッシュタイプは2モデル登場。
2DIN一体型はもう1機種、ワンセグタイプのHRZ088が登場。そしてオンダッシュモデルが地デジ付きのAVIC-HRV022と、テレビチューナーレスのHRV011。
合計で4モデルのラインナップである。
今や貴重なオンダッシュタイプが残されたのは、さすがパイオニアというところか。
現行ラインナップのなかではほぼ唯一といってもいい存在だけに、インダッシュがどうしても装着できない車種のマーケットでは、独占状態となるだろう。
測位性能やルートアルゴリズムも向上しているらしい…。
最上位機種のVGAモニター採用以外では、主にソフトウェア関係のブラッシュアップが中心のようだ。
測位性能にさらに磨きが掛けられている上、ルートアルゴリズムもよりきめ細かなものとなり、ルート品質が向上しているらしい。
おそらく、これまでスマートループを通じて蓄積されてきたユーザーからの道路情報もかなり反映されているはずで、地図の精度もレベルアップしているに違いない。
このあたりは実機を借りだしてのテストで、じっくり確かめていきたいところである。
2年分のバージョンアップROMをプレゼント。
ナビに関する最大の話題は、この先2年分の地図バージョンアップが無料でついてくることだろう。
ユーザー登録をおこなうことで、2009年と2010年のバージョンアップ用DVD-ROMが自宅に送られてくる仕組みだ。
約3年間にわたり、追加投資不要で最新データのナビを利用できるということで、地図データの鮮度が気になってナビ購入を躊躇していたという方々も、これで決断できるのではあるまいか。
もちろん、無料バージョンアップの後も更新ディスクは発売されるのでご安心を。
USBメモリーによる大量の楽曲データ転送もサポート。
細かなところではあるが、USBメモリーを使っての楽曲データ転送に対応した点も見逃せない(HRZ-099)。
パソコンで編集した音楽データを、USBメモリーにより、ナビ本体のHDDに転送できるもので、これにより大量の曲も一度に素早く持ち出すことが可能になった。
これで車内へCDを持ち込む必要性はほぼなくなるだろう。場合によってはiPod接続以上に便利かもしれない。
携帯電話やウィルコム製通信モジュールを使ったスマートループ機能など、カロッツェリアナビの人気を決定づけている各種機能は、もちろんそのまま搭載。
トップレンジのAVIC-HRZ099を除くと、大きくは07モデルとは変わっていない。
ブランド力+商品力で鬼に金棒。またもや独走か?
しかしながら、それにしてものVGA採用なのである。
ライバルメーカーにしてみれば“ヤラレタ”、パイオニアは“シテヤッタリ”の心境ではあるまいか。
07モデルの楽ナビでも最上位の地デジ4チューナー×4アンテナモデルに人気が集中しただけに、08の楽ナビシリーズでもAVIC-HRZ099が独走しそうな予感。
果たして、この勢いを止めるモデルは出てくるのか?
2008年9月 マッハ郷レポート
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