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Panasonic
09 NEW MODEL
HDD Navi Station
CN-HX3000D
メ希価:¥365,400

  08[ストラーダ]Fクラス発表会レポート。全5ページ(4ページ目)


かなりきめ細かくカスタマイズできるツートップメニュー。
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左右の項目数の比率やどの項目をツートップに入れるかも自由自在。
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ツートップのカスタマイズ機能がさらに強力に

そんなこんなで、ナビ自体は結構ドラスティックに変わっているのだが、それについては発表会でほとんど触れられていないというのは、やはり完全なブランニューではないという事情ゆえか。

お得意の簡単ツートップだが、このモデルでは今までのAV3項目対ナビ3項目というだけでなく、4対4とか、6対2とか、2対6とか、細かくカスタマイズできるようになった。

もちろん、ツートップメニューに掲示する項目は、自分の好みで選択できる。

筐体の造りこみ、品質感については、対サイバーナビ比で、今回もパナソニックの勝ち。
タッチ操作の軽快感、ボタンのクリック感、モニターを閉めたときのおさまり具合など、いずれも上質で隅々まで隙がない。



自宅とのネットワークへの入口となるのが、このLINKボタン。
新コンセプトで成熟マーケットに切り込む

だがしかし。
今回のナビ最大のウリは、ホームネットワークとのリンクなのである。

「ナビを買ったからって、家まで換えられないよな」というのは、今モデルを見た100人中100人がいいそうなツッコミだが、そんなことぐらいパナソニック開発陣も百も承知に違いないのである。

あらゆるハイテクプロダクツのコモデティ化が急激に進みつつある。かつては未完成で、だからこそ夢のいっぱいつまった商品であったカーナビも、今や完成度を高めれば高めるほど、逆に消費者を虜にする魔法を失いつつあるのかもしれない。

そんな"成熟のパラドックス"のなかで、どのメーカーも新しいコンセプトを打ち出そうと、血のにじむ思いで知恵を絞っているのだ。


 
 
セキュリティに関する展示なのに、操作している人間がむしろ怪しいの図。
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こちらがナビと接続するホームネットワークカメラ。ナビ側からの操作で、アングル変更も可能。ちなみにカーナビからは動画は見られない。

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これはぬいぐるみだけど、プロモビデオでも、自宅のペット(犬)の様子をナビから見るという設定になっていた。確かにカメや金魚ならわざわざチェックする必要はないか。
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「脱コモデティ化」という流れのなかで

ワタクシたちのように、出てきたものにあーだこうだ好き勝手ほざく人間とは大違いで、そのご苦労は大変なものと想像に難くない。

そうしたなか、「FA、OAの次はホームオートメーション(HA)」などといわれていた数十年前から、住宅と融合した家電製品の遠隔制御システムを大切に育ててきたパナソニックグループのこと。

「第二のリビングたる車内と自宅をネットワーク化することが、コモデティ化から逃れる道である!」という判断が生まれるのも必然という気がする。

しかし、「車内をリビングに!」というかけ声を聞けば聞くほど、「ナビはもういいか」と、逆にコモデティ化を推進してしまっているような印象を受けるのは、ワタシだけであろうか。


自宅とのリンクは“新しい魔法”となるか

何となくパナソニックグループ全体の事情優先というか、現場の技術者はホントにこれがやりたかったのだろうかとか、どのメーカーも大変そうだなとか、そうはいっても当面の商売が一番大事だろとか、いろいろ感じるところの多かった今回の発表会なのであった。

しかし、ここまでシーズ発想の商品企画になると、現時点での評価はおこないづらいのである。

ひとついえるのは、今回、単なる思いつきでナビを介したホームとのネットワークが取り入れられたわけではなく、パナソニックグループ全体の戦略を踏まえての企画であろうということだ。

それゆえこの先も、ホームネットワーク路線がさらに突き詰められていくことは間違いないと思う。
そこにユーザーを虜にする新しい魔法が生まれるかどうかは、マーケットのみぞ知ることであろう。

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