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 ・基本性能チェック編/「渋滞データバンク」でルートはどう変わる?


「渋滞データバンク」は、自動でルートに反映させるだけでなく、このように地図上でチェックすることもできる。計画を立てるときの参考にもなる。緑の矢印は“順調”ってこと。


こちらはほぼ同時刻のリアルタイムVICS表示。統計データもなかなかイイ線いってるのでは?


ただ、単なる統計データではないようで、例えば午前3時40分でも、あまり考えられない“渋滞”データが表示されたりもする。このあたりは共通のデータを使っているカロッツェリアなんかも同じだけど。


このうねりにうねった交差点拡大図、意外に女性にはウケがいい。感覚的に把握できるからか。リクツっぽいワタシの脳味噌にはあんまり合いません。


500メートル先から表示される交差点拡大図…ってはるか先やん…。編集部内では、「出るのが早すぎ!」という意見多し。好みではありますが。


こちら新搭載された「ライブビュー交差点拡大図」。通常地図の3D描写も定評のあるパナソニックナビだけど、ライバルたちの3D交差点拡大図導入に刺激されたのか、新たに追加された。実用性は???


これが3D地図、バーチャルシティマップ。もうこれで十分キレイだと思うんですけどね。


どんよりとしたナビ画面の曇り空は、ワタシの将来を暗示…してるわけではけっしてなく、FM-VICSの天気予報をひろって反映してくれているもの。なかなかのオモシロ機能でしょ?

まずは夏休みシーズン、ビーチまでの道を引かせてみる

さっそく自宅のある京都から日曜日、日本海へ遊びにいくという設定でルートをひかせてみる。
ま、たいていのナビがそうなのだが、普通に高速道路優先で引かせると、名神から中国自動車道経由のルートになる。05Fクラスも最初はそうだった。
だが、ちょっと道にくわしい人間なら、夏休みシーズンの中国自動車道なんざ誰も通りたがらないもの。そんなルートを走ろうものなら、海に着いたら夕暮れ時、太陽のバカヤロウなんてこともなきにしもあらず。
で、「渋滞データバンク」を使ってみる。おおお!京都縦貫自動車道経由のルートに変わった。こちらワタシが考えてるルートとピタリ一致。いきなり合格印なのである。

長距離ルートをまるごと変える破壊力。ありそでなかった!

ヤラレタ。実はこういった大胆なルート変更って、ありそでなかったのね。

FMやビーコンから得られるリアルタイム情報は、目の前の渋滞を回避することには効果的でも、長距離ルートをまるごと換えてしまうようなロジックをつくるにはいかんせんデータ不足。
でも、「渋滞にはまるか、はまらないか」という点では、「走り出す前」のルート選択の方が大事なことも多い。
この問題を解決してくれるのが、「渋滞データバンク」ってわけだ。
お盆やゴールデンウィークなんかだと、日本道路公団から渋滞予測が出されるけれど、それをもっと詳細にしたデータがナビに入っていて、しかもルート選びにまで役立ててくれるんだから心強いわな。
う〜〜〜〜〜〜〜む…ええやん…04モデルよりも。

激コミの月末、都市中心部で「渋滞データバンク」の真価を問う

いやいや、そんなね、休みの高速道路の渋滞だけに強くってもダメダメよ。やっぱりナビは都会のとんでもない渋滞のなかでこそ真価が問われるのだ!
てなわけで、月末の大阪にもちこんでみた。地図はもう真っ赤っか! どっひっひー。これでどうだ、05Fクラスめ!

大阪市街地中心部を南から北へ縦断していくルートを引かせてみる。
走り出すと目の前にVICS表示の出ていない大型渋滞が…。このまま進むと泥沼にはまりそうだ。
ここで「渋滞データバンク」起動! すると[ストラーダ]Fクラス、高速道路に誘導しようとする。
「いやいや、そんな甘いのは許しまへんでぇ〜」と今度は一般道路優先に変更。と、Fクラスは渋滞のお尻に並ぶ指示から目前で左折指示にチェンジ。スルスルっと渋滞を回避してしまった!
げっ!見事。「ぬけみちデータ」との組み合わせもうまく効いているという印象だ。これならビジネスにも使える。
う〜〜〜〜〜〜〜む…ええやん…04モデルよりも。

全般的にルートの質が向上。基本のロジックにも手が入った?

なんかね、全般的にルートのクォリティがあがってますよ、05モデル。くやしいけど。うれしいけど。
しかも「渋滞データバンク」を使った場合だけじゃなく、通常のルート選択まで、どうも素直で走りやすい道を選ぶ傾向が増してるんだわ。
パナソニック!どっかいじったな! くやしいけど。うれしいけど。

しかも!
今までのパナソニック・ナビといえば、「抜け道ボタン」一発で超過激ナビに激変するというジキルとハイド的性格。テスターを時に歓喜に満ちあふれさせたかと思えば、時に泥沼ルートの恐怖に突き落とすこともあるという、ちょっとばかし扱いづらい一面も備えたヤツだった。

だもんで、渋滞に直面したとき「ぬけみち」を使うかどうかで非常に悩ましかったのね。
「大統領ッ、ご決断をッ!」「ウーム。ポチッとな…」
で、結果が“あひょー!”になったら「バカバカバカ!オレのスカポンタン!」と自分を責めざるをえない。これがどうも妙なストレスになってたんだわ。

データの使いこなしが向上した05モデル。くやしうれし

今度のは基本的におまかせなんで、そういうデリケートな部分の痒みからはスッキリ解放。もちろんこれまで同様、手動で「ぬけみち」を起動させることもできるけれど、ほうっておいても上手に「ぬけみち」を活用してくれるので、わざわざ恐怖の大王を召喚する必要などないのである!
ま、そんなこと気にしない人の方が多いと思うんだけど、仕事でナビの比較テストなんかやってると、どうしてもナビの性能を引き出すことに注意がいってしまう職業病。
気にしなくてよくなった05モデル、正直、運転してて楽ッス。

FMやビーコンで「今」を、統計データで「未来」を、そして、今と未来をつなぐルートのひとつとして「ぬけみち」を。今度の[ストラーダ]Fクラスは、このデータの使いこなしのバランスがなかなかよい。これは比較テストやタイムトライアルでも期待がもてそう。
でも04モデルユーザーとしては、やっぱりくやしいぞ! はやくHDDの書き換え、はじまらんやろか…。

2005年7月マッハ郷レポート

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