●細街路エリアへの進入編

次の目的地は立命館高校。実はこの校舎は幹線道路から「疎水」「京阪線路」「北行き一方通行」「JR線路」の4つにさえぎられており、校舎にたどりつける道はわずかに2本(いずれも細街路)しかありません。しかも、その2本の間にはいくつか「車の抜けられない細街路」があり、まちがってそちらに誘導される危険性もあります。
周辺の地理にかなり詳しい人間でなければ迷ってしまいそうなこのエリア、こんな場所でこそナビに能力を発揮してもらいたいところです。迷路のように入り組んだ道のなかからいかに正しいルートを浮かび上がらせるのか、ルート選びのアルゴリズムもさることながら、地図の正確さも重要なポイントです。

私たちは、ナビにとってさらに難しい問題になるよう北へ移動。ナビが北行きの一方通行を理解し、それを使って回り込むようにルートを引かなければ、目的地にたどり着けないようにしました。






最初にルートを引かせたのはカロH09。1回戦の結果があっただけにやや不安でしたが、見事に正しいルートを引きました。2人で鎌田ベンツに乗り込み、実際に走行してみます。複雑な細街路をなんなくクリアし、立命館高校前へ。しかし最後に意外な展開が待っていました。なんと正門前へと導かず、関係者以外立入禁止の駐車場へと案内されたのです。まあ、正しいことは正しいのですが、実際にここへ案内されても困りますね。でも、これはカロナビが悪いというわけではありません。アルパ099でも建物の裏側に案内されるなんて日常茶飯事。「どこが建物の正面か?」までデータに含ませるのはちょっと荷が重いですからね。


解説付●カロH09走行写真






●細街路エリアからの脱出編

さて、話はそれましたが次は細街路エリアからの脱出です。ルートは立命館高校から龍谷大学へ。同じく、疎水や線路、一方通行が間をさえぎっているので、脱出は非常に難しく思えます。そしてカロナビが引いたルートは…一見すると正しく思えました。でも、よく見るとどこかヘン。とりあえず走り出してみることにします。
「ああ、やっぱり!」──カロH09のルートは、最短の道をはずした迂回路になっていました。まちがってはいませんが、H09が選んだ道も別段広くて通りやすいというわけでもなく、ルートの選択基準がよくわかりません。


解説付●カロH09走行写真
続いてアルパ099にも同じテストをおこないます。まず立命館高校まで──「合格!」。カロの時と同じように、マッハ・プジョーに2人で乗り、実走してみます。アルパ099は見事、立命館高校の正門前にぴたりと案内しました。
次に龍谷大学への脱出ルートを引かせます。こちらもカロのような迂回をせず、最短距離の満点ルートを選びました。


解説付●アルパ099SR走行写真





第2回戦
●細街路エリアへの侵入編《採点》

アルパ099…100
(「正門前にぴたり」はたまたまだけど、あくまでも「勝負」なので)
カロH09…95
(問題はないんだけど、最後の最後で勝ちを逃した)


第3回戦
●細街路エリアからの脱出編《採点》

アルパ099…100
(ほんとバッチリ! チョーシよすぎ!)
カロH09…70
(まあ、なんと申しましょうか…広い心で接してあげよう)

アルパ099、3連勝!



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