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| 車内と同じ条件で製品をチェック。信頼は厳しいテストから生み出される。 |
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某メーカーの新型車両が持ち込まれていたため、立ち入り禁止となっていた音響測定質。残念!
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まず案内されたのがアルパインが誇る総合評価センター。製品の信頼性をあげる、わかりやすくいえば壊れにくく長持ちし、なおかつ高性能な製品を生み出すためのテスト施設なのである。
カーエレ製品は自動車内というとてつもなく過酷な環境下で使用されるだけに、テストも半端なものではない。100度程度の熱やさまざまな振動テストは当然。製品に砂をかけて、それでも故障しないかどうかまでチェックしているというから恐れ入る。
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| あいかわらずのズッコケぶりを展開する編集部二人組。嗚呼。 |
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この扉の向こう側では、いったいどのようなチェックが繰り広げられているのであろうか…。興味津々ニューモデルマガジンX。
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だから店長! 撮影禁止なんだってば!
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とにかく難しそうな施設のため、何を聞いたらいいのかわからないが、取材に来たのだから質問しなければと焦るワタクシ。
──え〜と、え〜と、テスト用の砂はどこ産ですか?
おお、我ながら本質とは無関係のバカな質問である。
「きめの細かいアリゾナ砂漠の砂や中国の黄砂が用いられています」
スタッフの失笑がもれるなか、しかし案内嬢はそつなくニッコリ答えてくださったのであった。ウ〜ム、穴があったら入りたい。
一方、撮影担当のカマタ店長は、「撮影禁止なのはわかったから、『撮影禁止』っていう札を撮らせてくださいよ〜」などと、だだっ子のようなことを言っている。
あいかわらずのバカコンビぶりを東北の地まできてさらしてしまっている。これはマズイ!
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| 場内には一周約1kmのテストコースも。そこは世界一過酷なサーキットだった。 |
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テストコースでは、このような悪路が次々にあらわれる。もう勘弁!
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続いてはテストコースである。いくらカー用といっても、AVメーカーであるアルパインになぜテストコースが?と思っていたが、案内図を見て納得。約1kmの周回路に世界中の悪路が再現されているのだ。道路状況がもたらす音や振動の影響をチェックするためのコースなのである。
「走ってみます?」とのお言葉をいただき、テストカーに乗り込んだ。コースは2レーンあり、それぞれ違う路面がつくられている。
大型のキャッツアイやヨーロッパ風の石畳、陥没アスファルトまで、次々と迫りくる悪路。ここをテストドライバーの方は、なかなかのハイスピードでクリアしていく。
実際走るとその音と振動は予想以上に強烈で、ニュルブルクリンクの北コースでもここまで車と人に過酷ではないだろう。シランけど。
そしてコース走行後、ようやくお待ちかねのインタビュータイム。テスト走行の影響で、少し頭がグラグラしている。これは見事に相手の術中にはまったのかもしれぬ…。
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| いよいよインタビュータイムへ。技術陣お二方にお話しをうかがう。 |
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総合評価センターには「アルパインミュージアム」も併設されており、歴代の製品が展示されている。
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ホンダと共同で開発された世界初のカーナビ「ジャイロケーター」。すなわちカーナビの歴史はアルパインの歴史でもある。
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懐かしいCDチェンジャー形式のカーナビは1993年のモデル。CD1枚とほとんど変わらないサイズのGPSアンテナが泣かせる。
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インタビューではHD55シリーズの商品企画の取りまとめ役をおこなった八木賢氏と技術開発を担当した渡辺好勝氏にお相手いただいた。
──まずは、HD55の基本コンセプトを…。
八木さん「やはりナビの基本性能がしっかりしたものを作りたいという考えがありました。ですから、もっとも重視したのはやはり自車位置精度やルートの質といった部分です」
渡辺さん「AV面においても、プレミアムブランドにふさわしい品質を意識しました。ただ、IVA-D300J(310Jの前モデル)という優れたユニットが元々あり、これを使うことができたので、その面での障害はさほどありませんでした」
──それによって“音質”“画質”“ナビ質”という3つの要件を満たすことができたと。
渡辺さん「ナビについては、生産を担当するセクションとぶつかることも少なくなかったですね。こちらがなかなかOKを出さなかったので、かなり困らせたようですが、最後はお互いが満足のできる製品にできたと思っています」
渡辺さん「アルパインのモデルとして最低限満たすべきと考えているレベルは、他メーカーさんと比べても高いという自負があります。それはやはり譲れない一線ですね」
──具体的には、他のモデルで「これはウチの基準じゃ通らないな」というようなものはありますか?
渡辺さん「●●●●の◇◇◇◇(自主規制により伏せ字)なんかは、ちょっと…」
(うぉ!おもいっきり実名!)
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| 次モデルの計画にアプローチ。あの手この手で誘導するも…。 |
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動作不良に怒ったアメリカのユーザーが、製品にマグナム弾をズドンと打ち込んで送り返してきたという「マグナム事件」。オッカネ〜。
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「マグナム事件」の教訓を糧に品質向上に努め、今や権威ある顧客満足度調査で連続1位を獲得するほどに。
写真は数多のトロフィーと受賞製品。ヨカッタヨカッタ。
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──結果的に実現できなかったけれど、技術サイドとしてやりたかったことはありますか?
渡辺さん 「諸処の事情により対応できませんでしたが、個人的にはリモコンはつけたかったです。あとはVGAモニターですね」
──それは、次モデルの検討課題になると?
八木さん 「それもひとつではありますが、プランがあるわけではありません」
(う〜ん、なかなかガードが固いゾ…)
──今後、取り入れていきたいと考えていらっしゃる機能は?
八木さん 「具体的な計画があるわけではないですが、ドライバーの好みや生活スタイルにあったルートを引くようなナビができないかという思いはあります。ユーザーがルートの傾向をカスタマイズできるような機能もいいですね」
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