スクープ!と思いきや、しっかり展示されてました


はい、こちらにもしっかり展示されておりました。KENWOODロゴ付き。
さて、ホールを移って、パナソニックやカロッツェリアといったおなじみブランドの続くエリアへ。カーメーカーのブースもあるメイン会場でもあることから、圧倒的にハデで明るい雰囲気。ふらふらとあちこちをのぞき回っていると、ンムムム? どっかで見たようなナビが! あれ?同じやーん!

そうなのである。先ほどデンソーブースで特ダネと思っていたナビが、しっかりケンウッドブースで展示されていたのだ。製品名称HDV−910。もちろんこっちは「KENWOOD」ロゴ付き。参考出品としつつ、2004年2月の発売予定という現実的な展示だ。

いわゆる普通の2DIN型AVNフェイス(モニターサイズ6.5インチ)だから、直接のライバルはイクリプス9903HDよりも8803HDということになると思うが、ナビ男くんの最近のテストでケンウッドの最新ナビ、HDX710の成績が結構よいので、価格次第ではけっこうウケそうな気もする。

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この間発売のHDDナビHDX−710かと思いきや、タッチパネル7型DVDビデオレシーバー。もちろん自慢のZアクションメカ搭載。

パナソニックからは、カーナビからの通信で家庭のエアコンやカギなどが操作できるシステムの提案があった。便利とは思うが、操作のプラットフォームはカーナビよりケータイの方がいい気がする。モーターショーだからってねぇ。

なかなか興味をそそられたアゼストの展示。10年前のモデルと比較できるようになっていた。でも一部、輸入車メーカーの純正ナビって、つい最近までこんなのだったような…。

地上波デジタル放送への準備も着々と進行中


地上波デジタル用チューナーはどこもちょっと前のアナログチューナーとほぼ同サイズの出品だった。もちろんもっと小型化を目指しているとのこと。ちなみにこれはサンヨーの展示。


アルパインのD900Jのような高画質モニターを使うと、デジタル放送のメリットが大きく発揮される。RCAで接続してしまうのはちょっともったいないかも。
ほかに目を引いたものとして、地上波デジタル放送・モバイル放送用のチューナーが各社から展示されていた。地上波デジタルの放送開始は今年の12月ということで、スケジュールとしては目前に迫っているわけだが、すでに販売競争が過熱気味のホーム用とは異なり、カー用は各メーカーともこれからという印象。

既存ユーザーの場合、やはり当初は別体のデジタル用チューナーを増設して、アナログケーブルで既存のテレビチューナーに入力するという仕様に落ち着きそうだ。もし車内で地上波デジタルを見たいという場合、チューナーとアンテナを買い足す必要があるとか。

とはいっても今のアナログ放送は2011年まで続くことになっているので、すぐに何か買わなきゃということはないからご安心を。ただしデジタルの場合、クルマでテレビを見る場合にどうしてもつきまとってきたゴーストやちらつきが解消されるので、「デジタル化したい」という人はけっこう出てくるかもしれない。

デジタルチューナー、いくらだったら買いますか?


アルパインからはモバイル放送用のチューナーも出品されていた。
それもこれも価格次第というのはまちがいないのだが、各メーカーのみなさんに「いくらぐらいなら出せそうですか?」と少し意地悪な質問をしてみたところ、最初はやはり10万円前後になりそうとのこと。5万円ぐらいにしたいという声もあったけど、ワタシが「2〜3万円にならないと普及しないでしょうねぇ」といったところ、みなさんうなずいておられた。考えていることは皆同じようなので、ホーム用も含めて量産効果が出てくれば意外とそれぐらいはすぐに達成されそうな気もする。

ケンウッドの新音声認識技術の完成度にビックリ!


エージェントは車内で新聞やメールの読み上げなんかもおこなってくれる。ネットを通じて家庭やオフィスのパソコン、携帯電話上などでシームレスに使えるようになれば、本当に「バーチャル秘書」が実現するかも。
さてさて、展示のなかで一番驚かせてくれたのはまたもやケンウッドであった。同社の掲げるエージェントテクノロジーというもので、バーチャルな代理人“エリーちゃん”が、さながら人間のようにナビ操作のめんどうを見てくれるというものである。

基本的には音声操作で、その考え方もずいぶん以前からあるものだけど驚いたのは完成度だ。発話の認識率が非常に高いことはもちろん、ちょっとぐらい言い間違えてもちゃんと認識してくれるし、たとえば「おなかがすいた」とか「つまらない」といったあいまいな表現をした場合でも、それに応じて近くのレストランだとかアミューズメント施設を紹介してくれる、なかなか「気が利く」ヤツなのである。しかも発話から反応を返すまでのレスポンスも速い。関西弁はそのままではダメだけど登録すれば使えるそうだ。儲かりまっか!ボチボチでんな!(意味不明)

他にもいろいろ応用できそうなスグレ技術に認定


「どっちがエリーちゃん?」って感じなんだけど、もちろん上の画面上の方です。
たぶん今のままではいろいろ問題があるのだろうが、展示を見る限りでは今すぐナビに搭載されてもいいんじゃないと思わせる内容だし、ホームオートメーションなど、応用範囲も広そう。ナビの音声認識にはうんざりさせられることが本当に多かったので、この技術の進歩には本当に驚かされた。

ほとんどのメーカーは手堅い展示が中心だったけれど…


最新型がこの価格!液晶テレビ特売セール!ではなく、パナソニックのブース。全展示これストラーダって感じで、このブランドにかけるパナソニックの意気込みは確かに感じられた。
全体的に今回は現行製品中心の手堅い(地味な)展示が多く、特にカロッツェリア、パナソニック、アルパインは新たな提案や新技術の紹介はほとんどなしという状況だったけれど、その一方で一時期元気のなかったケンウッドがなかなか盛り返しているように感じられたのは大きな収穫。

どうのこうのいっても同じようなマーケット状況がずっと続いていくことはありえないわけだから、これからの技術開発やライフスタイルの提案次第では現在の勢力図が一変することもありうる。これから先のケンウッドにちょっと期待!


以上、マッハ郷でございました。クルマネタは店長よろしく!
以下明日以降に続く
(2003年11月/マッハ郷レポート)

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その他のビックラ技術としてはゼンリンの3D地図がありました。何がスゴイって、実際の見たまんまなんだから。といってもこんな「グランツーリスモ4」な地図が本当にナビに必要なのか、あるいはコスト的に見合うのかというのは大いに疑問。

写真ではよくわからないけどサンヨーが開発した「そのまま見ても立体に見える」モニターが使用されている。いやホントに立体ですゼ。

ヨーロッパ、アメリカ、台湾…ゼンリンって世界中で地図つくってるんですね。地図の作画の画風が国ごとに全然ちがうのがオモシロイ。





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