ハデな主張はなくシンプルなデザインのDrivTrax。車内で違和感がなく、好感がもてる。外装の品質も上々。このあたりは日本メーカーらしいところ。
そしてエレクトロニクスの進化とともに、元来、簡易ナビであった PND の性能が、本格ナビに近づいてきたのだ。
こうした状況のなか、アメリカやアジア系メーカーの商品が、高性能・多機能ナビの牙城であった日本において販売されはじめたのである。 以来、少しずつ PND という商品が認知されてきており、いよいよ国内ナビメーカーもこのマーケットを見過ごせなくなってきているようだ。 ま、「外国勢に荒らされてたまるか」というところだろう。
このクラリオン DrivTrax P5 は、そのような「国内ナビメーカー産 PND 」として先行組にして典型的なモデルといえる。
その上で、ルート選択や検索データ、測位にカーナビメーカーならではのノウハウが盛り込まれているのがウリということだ。
それはわかるのだが、ワタクシ、DrivTrax を渡されて、のっけの操作からつまづいてしまった。 名称で検索すると、名前を入力した後に所在地を入れてしぼり込んであげないといけない。 電話番号検索では、個人営業店のようなところはほとんど引っかからない。 住所検索は番地までのデータしかなく、そこから先は入力できないからピンポイントで目的地までたどりつけない。
また画面が小さいため、タッチ用のスタイラスペンが付属しているのだが(がんばれば指でのタッチもできなくはないが、非現実的)、車内でこれを使うのはめんどうだし、落としたりするとやっかいだ。
目的地の設定は、事前におこなっておくのが正しい使い方なのだろう。 このあたりも PND らしさといえば、らしさか。 割り切り割り切り。