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Panasonic [ストラーダポケット]CN-MP50D インプレッション 全2ページ

ヨーロッパ、アメリカに次いで日本でもPNDマーケットに参入。


PND特集の取りをつとめるのは、ついこの間デビューの[ストラーダポケット]。
パナソニックが動いたということは、PNDはそれだけ有望なマーケットだということか。


ピアノブラックに光るフレームは、[ストラーダ]の証(?)。PNDらしくない高級感が漂う。
しかし、指紋がつきやすくてマメに手入れしないと汚らしい姿に…。
手に持つものには適さないお色なのではないか?

王者パナソニックの基本戦略は「ミート作戦」。

どこかでだれかがヒット商品と呼ばれる金脈を掘り当てたならば、これに直ちに追随。潤沢な資金力、販売力、影響力にて圧倒し、マーケットの掌握を狙う作戦だ。

ランチェスターの法則ではこれを「強者の戦略」と呼ぶ。

競争相手は軒並み下位企業といった極めて有利な状況なら“横取り”こそが効率よく成果を得るための常套手段として紹介されているのだから、ビジネスはシビアだ。

やられた方がマヌケということか…。

で、新興 PND マーケットに強者の大鉈を振るうはパナソニックのカーナビブランド[ストラーダ]。顕著な伸びを示す有望なマーケットを見逃すはずなく、欧州・北米に次いで国内にも新製品を送り込んできたのであった。

これが[ストラーダポケット]CN-MP50D である。

世に「強者の戦略」があるのなら「弱者の戦略」もあり、必ずしも強い者が勝つわけではないが、相次ぐ一流メーカーの参入で国内 PND マーケットは新ステージへと移行。淘汰はさらに加速してゆくことになるだろう。


※ちなみに、PND は世界に1000万台になろうかという巨大マーケットを短期間で形成するに至ったが、ここでシェアを握るのは「トムトム」や「ガーミン」といった日本ではあまりなじみのない企業。

日系企業は“普通のナビ”に固執しすぎたため、些か立ち後れてしまった感がある。「 PND は廃れ、いずれは“普通のナビ”が主流になる」と読み違えたのが立ち後れの原因だとか…。

弱者にしてやられたかっこうだが、これからの挽回が見物だ。


ワンセグも搭載。目の肥えた顧客も納得の上級化路線。


バッテリー内蔵で、ナビなら約4時間稼働する。
これだけ持てば、シガーから給電しなくても使えそう。
見栄えにも貢献。


本体にワンセグチューナーを内蔵。こちらは内蔵バッテリーで約2時間視聴できるとか。
カーTVと捕らえても[ストラーダポケット]は中々魅力的。


「簡単ツートップメニュー」をフューチャーするコンテンツは使い勝手に優れる。インターフェースは[ストラーダ]シリーズを踏襲し上等。

[ストラーダポケット]CN-MP50D を手にして感じたのは PND の上級化。

黎明期から普及期に至り、顧客の目が肥え、商品性を随分問われるようになってきたことが伺える機体となっている。

液晶は大きく、視認性に優れ、デザインも安っぽさが払拭され薄っぺらな感触は皆無。兄貴分(?)の[ストラーダ]DV155FD よりも品質はダントツ高いと思う。

従来の同社製ポータブルや DVD ナビは整理し、その穴は[ストラーダポケット]で埋める計画なのであろう。


ナビ機能だけではなく、テレビが視聴できることも[ストラーダポケット]の特徴。
ワンセグチューナーが内蔵されているのだ。

PND でも[ストラーダ]を名乗る以上、エンターテーメントもおざなりにはできないということか。

むしろ“おしゃれなワンセグテレビ”としての[ストラーダポケット]に触手が動くという方も多いのではないかと推察する。


上級機品質の使いやすさが自慢。

インターフェースもそのまんま[ストラーダ]シリーズを踏襲。「簡単ツートップメニュー」に準じた使いやすさが自慢。

ナビ男くんでも「簡単ツートップメニュー」については都度使いやすさを評してきたが[ストラーダポケット]も同様に評価できるかと思う。

注)ちょっとタッチパネルの反応が鈍いような気もしたのだが、これは個体差かもしれない…。

妙にパソコンチックで、下手な翻訳本を読むような違和感を他の PND から感じるなら、いちど[ストラーダポケット]を試されると良いだろう。
外観や機能も含めて『[ストラーダ]の精密1/4ミニチュアスケールモデル』といった感じで、日本人へのなじみやすさでは[ストラーダポケット]が数段上手かと思う。

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